警報は慣れっこ」 戦下のウクライナに数万人のユダヤ人巡礼者

ウクライナ中部ウマニ(Uman)は25日、戦時下にもかかわらず、世界中から集まった数万人のユダヤ人巡礼者であふれかえった。


ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は25日、
国民向けに毎日行っている演説で、「ロシュ・ハシャナに当たり、
ウクライナのユダヤ人社会と世界中の全ユダヤ人にお祝いを言いたい」と述べ、
「ウクライナの勝利と平和のためのすべての祈りが聞き届けられますように」と続けた。


 警察は墓を取り巻く広域に厳重な警備を敷き、地元住民とハシディズムの巡礼者だけに通行を許可。
アルコールや花火、おもちゃの銃の販売や、午後11時から午前5時までの外出も禁止した。
それでも、聖地周辺はにぎやかなお祭りムードに包まれた。

 イスラエル北部ツファット(Safed)から息子2人を連れ、片道30時間かけて巡礼に来たヤニブ・バクニンさんは、
「ラビ・ナフマンは、たとえ戦争が起きても、自分の言葉に耳を傾ける者は影響を受けないと言っている」
と話した。「私たちは完全に守られている」
https://news.yahoo.co.jp/articles/69e700980b7082524711dc151423de34ac493d88