外務省調べ

ロシア連邦軍
(1)軍機構
ロシア連邦軍は,3軍種(地上軍,海軍,航空宇宙軍)・2独立兵科(戦略ロケット部隊,空挺部隊)で構成される。
運用面では,地理的に分割した西部,中部,南部,東部の4つの「軍管区」に権限を委譲し,
各軍管区には,所在する3軍の通常兵器部隊を一元的に運用する「統合戦略コマンド」を設置,
各軍管区司令官が統合戦略コマンド司令官を兼任する(戦略兵器部隊は指揮系統外)。
また,北極圏を網羅的に所掌するため,西部軍管区から独立する形で北洋艦隊を中核に
「北部統合戦略コマンド」を設置し,北洋艦隊司令官が北部統合戦略コマンド司令官を兼任する。

(2)総兵力

現役約90万人(準軍事組織「国境軍,国内軍他」約55万人を除く)
・地上軍:兵員約22.5万人(空挺部隊4.5万人を含む)
・海軍:兵員約15万人,潜水艦62隻,主要水上艦艇34隻,哨戒艇,機雷艇,両用艦艇等190機
・航空・宇宙軍:兵員約16.5万人,戦闘機等1176機
・戦略部隊:兵員約8万人(戦略ロケット部隊5万人を含む),ICBM313基,戦略原潜13隻,戦略爆撃機76機
・特殊部隊:兵員約0.1万人
・指揮支援要員:兵員約18万人

予備役約200万人