これは国葬に値するわ


湾岸戦争直前にイラクへ単身で乗り込み 猪木は誰もできなかった人質解放を実現
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/202007270003-spnavi
――当時の資料を読むと、人質救出へ向かう猪木さんに外務省からの妨害があったようですね。

 妨害されていたなんて、その時は気がついてなくて、後で分かったんですよ(苦笑)。そんなことに気を遣っている暇はないし、ただ走ることに一生懸命だったからね。
各企業が(人質になった人の)奥さん方に「今回は(救出に)参加しないように」とかFAXを入れていたと聞いたよ。

――おそらく外務省から「猪木に協力しないように」とお達しがあったのではないかと推察されています。あまりにも危険なので渡航抑制は仕方がない処置とも言えますが。

 俺が国会議員になったばかりの頃、キューバへ行って、カストロさん(フィデル・カストロ議長)と話す機会がありました。その時にイラクの話題になって「ここは平和的な解決が一番だよね」と言われたんです。
その言葉が印象的でね。日本は被爆国でもあるし、「もっと積極的に平和活動」をと俺は思ったんで、帰国後に金丸(信)さんと話をしました。もともとイラクは、日本びいきでしたからね。
戦争に発展するのではなく、平和的な解決の道があるのではないかと思っていましたので。