竹中平蔵氏が振り返るパソナ会長職 利益誘導問われ「ゲスの勘ぐり」

 閣僚や政府の会議の委員を歴任して「構造改革」に取り組んだ竹中平蔵・慶大名誉教授(71)が、人材サービス大手パソナグループの会長を8月で退任した。13年間在任し、企業などからの受託・請負事業を中心に売上高を伸ばした。

 政府の会議では雇用制度の見直しも訴え、人材サービス会社側の利益になったのではないかと指摘も受けた。竹中氏は朝日新聞の取材に対し「雇用をつくる仕事をした。個別企業の利益のために政策を誘導したことはまったくない」と述べた。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9J6KRNQ9CULFA004.html