応仁の乱で断絶

『園韓神祭』
https://kotobank.jp/word/%E5%9C%92%E9%9F%93%E7%A5%9E%E7%A5%AD-1181313
平安京宮内省内にまつられていた園神と韓神との祭り。
園・韓神は平安京造営以前よりこの地にあり,帝王を守らんとの神託により他所に移さずにまつられた。

《延喜式》神名帳には〈宮内省に坐(いま)す神三座〉として,〈園神社 韓神社二座〉とあり,いずれも官幣の大社で名神,月次,新嘗などの祭りには奉幣にあずかった。

韓神は《古事記》上巻には,大年神(おおとしのかみ)の子と見えているが,園神は大物主神(おおものぬしのかみ),韓神は大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)の2神で,これらの神は疫病から守る神ともいわれる。