晩年には首相時代を含めた政治活動の記録を国立国会図書館に寄託した。歴史に、自らの業績の検証を委ねた。

毎日新聞によると、秘書が「出したくないものはどうするか」と尋ねると、中曽根氏は「いいところだけ出すと、ゆがみを生ずる。全部出さないと公正な判断ができない」と答えたという。

「政治家の人生は、その成し得た結果を歴史という法廷において裁かれることでのみ、評価される」

晩年には首相時代を含めた政治活動の記録を国立国会図書館に寄託した。歴史に、自らの業績の検証を委ねた。

中曽根康弘「自省録」。

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