ローマ教皇フランシスコがウクライナ侵攻は「誤りであり、恐怖だ」として、
ロシアのプーチン大統領に対し、攻撃をやめるよう直接訴えかけました。

ローマ教皇フランシスコ
「ロシアの大統領に訴えます。この暴力と死の連鎖を止めてください」

ローマ教皇フランシスコは2日、バチカンのサンピエトロ広場で開かれた日曜恒例の祈りの集会でこのように話し、
ウクライナ侵攻は「誤りであり、恐怖だ」としてプーチン大統領に対し侵攻を終わらせるよう呼びかけました。

教皇はこれまで、ウクライナ情勢について憂慮を示す発言を度々してきましたが、
プーチン大統領に直接訴えるのは初めてとみられます。

教皇は「数か月間で流れた血と涙の川が私を苦しめてきた」と悲痛な思いを明かしたほか、
ロシアがウクライナの4つの州の併合を宣言したことを非難。

ウクライナのゼレンスキー大統領に対しても、「和平の提案」に向き合うよう呼びかけました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/168836?display=1