番組では猪木さんの訃報を受け、弟・啓介さんに語った最期の言葉や、闘病を支えた妻で2019年に逝去した橋本田鶴子さんとのエピソードを特集した。


猪木さんの代名詞ともいえる〝闘魂注入ビンタ〟をされた過去を持つ橋下氏は、「同じ維新の会で一緒になったんですけど」と切り出すと、「猪木さんは石原慎太郎さんのグループだったので、あまりその…一緒に濃密な活動はしてませんでした」とコメント。


一方、「昭和の時代の僕はこういう闘魂とかチャレンジとか、いわゆるハングリー精神が大好きなんですね。日本の若い人にはこういう精神というのは基礎として持ってもらいたいと思う」と猪木さんのマインドを称えた。


最期に、「大阪でビンタされたときは『大丈夫でしたか』って声をかけてくれて。〝行けば、何とかなるさ〟やっぱりこの言葉に尽きる」と振り返った。


アントニオ猪木さんの名言を間違え…

「橋下氏が言及したのは〝この道をゆけばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ 行けばわかるさ〟という詩の一節でしょう。この詩は猪木さんの座右の銘として有名で、〝迷わず行けよ 行けばわかるさ〟という部分が多くフューチャーされてきました。番組では猪木さんの言葉がいかに印象深かったかを伝えたかったようですが、少し言い回しが違っていました。加えて、日ごろから自身のSNSで日本の政治に対し、たびたび異論を唱えている橋下氏ですが、関わりの深かった猪木さんに対しては追悼の意を示す投稿はしていませんでしたね」(芸能記者)
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