老化受け入れ無理はしない=パート・道岡加津子・55(山口県)

 9月20日付の「毎日ことば」の「『初老』はいくつぐらい?」は、
自分の体力低下や体調変化と向き合わざるを得なくなっていた私にとって、とてもタイムリーであり、考えさせられた。
「初老」が長らく「40歳の異称」とされてきたとは知らなかった。

 50代半ばの現在も自分を「初老」だと思ったことはない。しかし、思い返せば40歳を過ぎた頃から老化は確かに始まっていた。
さらに私の幼少期、50代だった祖父母は完全に老人という認識だった。

 時代は変わり、長寿社会となった今、サイトのアンケートによると「初老」を60代だとする回答が最多であったという。
周りを見回すと60代、70代でもバリバリと働いていらっしゃる方は多いが、
話を聞くと、どこかしら体に不調があり、ケアしながら頑張っていらっしゃる方も多い。

 老化を受け入れ、ケアしながら、頑張りすぎないようにしていこう。

https://mainichi.jp/articles/20221003/ddm/005/070/014000c