オリコン・モニターリサーチが、10代から60代の男女を対象に「美容院・理容院で、スタッフとの会話を楽しみたいですか?」と聞いたところ、「会話したくない」と答えた人は58%と、6割近くに上ることが分かりました。
■“したい派”…会話も目的の一つ
「会話したくない」派
10代女性:「自分の時間を過ごしたい」
50代男性:「髪を切ることに専念してほしい」
一方、42%にとどまった「会話したい」派は…。
「会話したい」派
40代女性:「あまり静かすぎるのも緊張してしまう」
40代男性:「フレンドリーなほうが、気軽に髪の相談もできる」
街の人からも、様々な声が聞かれました。
略)
■“黙カット”美容師からも好評
そんなニーズから生まれたサービスが、美容師との会話を極力減らす「黙(もく)カット」です。
5年ほど前に導入したという美容院の代表は、初めは不安な気持ちもあったと話します。
Dua・宮俊雄代表:「(口コミで)会話が少なくて、すごく快適でしたとか。あまり会話をしないで、施術をして帰っても大丈夫なのかなと思うが。次にしっかり来店されるので、正解だったのかなと」
いざ導入してみると、客側からだけでなく、所属する美容師からも、会話が少ないほうがカットなどに専念できると好評だといいます。
宮代表:「(私自身は)お客さんとの会話を通じて、お客さんとの関係を築いてきたような美容師なので。それがいらないとなると、時代が変わったという印象がある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3371baf9103a794b8bc15a66a32044fb528951