レイプされたと嘘をついて…逮捕された英女性に禁錮5年の判決|日刊ゲンダイDIGITAL
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「嘘つきは泥棒の始まり」といわれるが、英エセックス州出身の女は、自分がレイプされたと嘘をつき続けて逮捕され、先週、禁錮5年の判決を言い渡された。

キャシー・リチャードソン被告(35)は昨年1月から5月の間に、2人の男性から計10件のレイプ被害を受けたと告発。警察は告発された男性2人を徹底的に捜査し、同被告の主張が正しいかの検証を行った。

通話記録や防犯カメラ、ナンバープレート自動認識カメラなどの情報を徹底的に捜査したが、犯人とされる男性たちが、同被告の主張する時間と場所にいないことが分かり、主張が虚偽であることが証明された。

裁判で同被告は10件すべてで嘘の告発をしたとして、訴因を認めてうなだれた。

警察は当初、レイプされたと主張する同被告に同情し、共感を持ちながら捜査をしていた。だがすぐに、主張内容が虚偽であることが分かり、膨大な時間と労力が割かれたとして、逆に裁判にかけられた。

そして禁錮5年。嘘の代償は大きすぎた。