共働きor専業主婦どちらがいい?
世帯の割合やメリット&デメリットを徹底比較!

かつての日本では、専業主婦家庭の数が共働き家庭を上回っていました。現在の共働き家庭と専業主婦家庭の割合は、どのように変化したのでしょうか。

■日本では約7割の家庭が共働き

上記は1985年(昭和60年)からの、日本の共働き家庭と専業主婦家庭の世帯数の推移を表した表です。かつては共働きより多かった専業主婦世帯が徐々に減少し、現在では約半分になっています。一方、共働き家庭は徐々に増加し、2015年(平成27年)以降はさらに勢いよく増えていることがわかります。この統計の全世帯における約7割が、共働き世帯です。

共働き家庭が増加している背景には、日本の労働者の収入が上がらないことが挙げられます。下の表は、一般労働者の賃金の推移を5年ごとに表したものです。デフレ経済下とはいえ20年間ほぼ横ばいであり、収入が増えない状況で現在や将来の家計に不安を持つ人が増えたと考えられます。
https://www.iyobank.co.jp/sp/iyomemo/entry/20220906.html
https://www.iyobank.co.jp/sp/iyomemo/img/pimg202209-06b.jpg