公選法や武器製造法違反でも立件視野に 安倍元首相銃撃捜査の行方
2022/10/7 18:10

安倍晋三元首相が奈良市で参院選の演説中に手製銃で銃撃されて死亡した事件は、8日で発生から3カ月。
殺人容疑で送検された山上徹也容疑者(42)は鑑定留置中で取り調べができないが、奈良県警は銃刀法違反のほか、武器等製造法違反や公職選挙法違反などの容疑での立件も視野に、
証拠品の精査や供述の裏付けを進めている。

今後の捜査の行方を大きく左右するのが、事件で使用された手製銃のほか、山上容疑者の自宅から押収された作りかけを含む手製銃7丁の鑑定だ。
金属製の筒などを組み合わせて自作したもので、科学捜査研究所などで押収した銃の構造や性能を詳しく調べている。

https://www.sankei.com/article/20221007-JYDBFE3A55KW5BDCSAK3X2YK2I/