NHKが、地上波のみを視聴する「地上契約」の受信料を来年10月にも値下げする方向で最終調整していることが7日、関係者への取材で分かった。地上波に加えて衛星放送を視聴できる「衛星契約」は、同時期に1割程度値下げする方針を既に示している

 衛星契約(月額2170円)の引き下げ幅は1割程度の予定だが、地上波はそれを超えない小幅にとどまる見通し。執行部は週明けにも、最高意思決定機関である経営委員会に提案するとみられるが、了承されるかは不透明だ。

 地上契約の受信料は、口座振替かクレジットカードで支払う場合で月額1225円。21年度末で受信契約総数の47%を占める。
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