(台北中央社)10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)祝賀式典に出演する京都橘高校吹奏楽部の生徒と教員一行が7日、台北市の総統府を見学した際、蔡英文(さいえいぶん)総統がサプライズ登場した。
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によれば、生徒らは蔡総統を前にすると興奮を隠し切れない様子で、「日本に戻ったら友達に自慢する」と言い合っていたという。

交流協会によれば、生徒らは台湾に出発する前、台湾に関する知識を勉強しており、社会における女性の活躍の広がりや現職の総統が女性であることに驚きを示していたという。

蔡総統は同日、京都橘高校吹奏楽部の一行と総統府で対面したことをツイッターで報告。「双十節のパフォーマンスのため、わざわざ台湾まで来てくれたことに感謝します」と一行の訪台に謝意をつづった上で、
「『オレンジの悪魔』の演出を、台湾中が楽しみにしています」と祝賀式典での同校のパフォーマンスに期待する気持ちを示した。
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