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吉高由里子、監督のしごきに「くじけそうになった」

女優の吉高由里子が2日、都内で行われた主演映画『婚前特急』の舞台あいさつに共演者の加瀬亮、浜野謙太と共に登壇した。前田弘二監督のこだわりが強かったという現場を振り返った吉高は「監督のしごきがものすごくて、妥協がなくて。100%で返さないと、監督に響かなくて、くじけそうになった」とストレスを抱える日々だったことを明かした。

 5人の彼氏を査定し、本当の恋愛を見出そうと奔走する主人公・チエを演じた吉高は「こういう状況のなか、お越しいただいてありがとう」と観客に感謝の弁。上映後の舞台あいさつとあって、キャスト陣に拍手が送られると「もっと頂戴~」と茶目っ気たっぷりにおねだり。「こういう時期だからこそ、ほっこり笑える映画でありたい」と終始笑顔を振りまいた。

 吉高演じるチエが感情の起伏が激しい役柄だったことから、前田弘二監督は吉高にイライラ感情を維持させるために、多少冷たい態度で接していたことを告白。吉高は「現場を止めてベソかきそうになったこともあった。なのに、相方の浜野さんはフワ~って出て行った」と恨み節。これに対して浜野は「吉高さんは現場を支配するので、飲み込まれたらダメと思った」と平謝りだった。