https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/curation/1426865.html

コミック海賊版の現状と対策――抜本的対策は未だ困難 ほか

1. 巧妙化する手口から身を守る知識――「情報セキュリティ白書2022」
 今年も独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が「情報セキュリティ白書2022」を発行した(INTERNET Watch)。PDF版はIPAのウェブサイトでアンケートに答えることで無料ダウンロードが可能。紙書籍版は2200円で販売もされる。

 いうまでもなく、日々、さまざまなセキュリティインシデントが報告されている。攻撃対象となっているのは組織だけでなく、個人も同じ。しかも、手口は巧妙化していることから「いま、どのような手法が使われているのか」ということを知っておくことは、現実世界で事件や事故から身を守るのと同じく、どこのリスクがあるかを知るのは基本的なリテラシーともいえる時代だ。決して、組織の専門部門やその担当者だけの知識ではない。ぜひとも入手の上、一読をお勧めしたい。
ニュースソース
IPA、国内外の動向を網羅した「情報セキュリティ白書2022」を発売。PDF版は無料ダウンロード可能[INTERNET Watch]
2. コミック海賊版の現状と対策――抜本的対策は未だ困難
 総務省の「インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会」が海賊版の現状に関する資料を公開した(ITmedia)。それによると、「2021年に海賊版マンガサイトでタダ読みされた金額は、試算可能なだけで1兆19億円」になるとしている。この規模は「コミック市場の販売金額(6759億円)を上回る規模」だということだ。