[6日 ロイター] - ウクライナのシュミハリ首相は6日、政府が英語をビジネスコミュニケーションに使用する言語として指定する法案に取り組んでいることを明らかにした。

対話アプリ「テレグラム」への投稿で「英語は今や文明世界の至る所でビジネスコミュニケーションに使われており、ウクライナでそのような地位を与えることはビジネスの発展促進や投資呼び込み、ウクライナの欧州統合加速につながる」と述べた。法案の詳細には言及しなかった。

同国ではウクライナ語が唯一の公用語となっている。キーウ(キエフ)国際社会学研究所(KIIS)の2019年の調査によると、国民の約半数がウクライナ語を主に、あるいは唯一話す。約30%はロシア語を主に、あるいは唯一話す。

同国の英語力は向上しているものの、依然として他の東欧諸国の一部に劣る。
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-government-english-idJPKBN2NO05Y