焦る岸田首相 国会“開店休業”批判され逆ギレ!チンタラ地方視察は空回り、やること全て裏目
https://news.yahoo.co.jp/articles/6de7fbf2fd54fe855cef122fb2ef652bfd7b5581

追い詰められているのだろう。
9日、訪問先の三重・鈴鹿市で岸田首相が逆ギレした。

11日から国会は“開店休業”状態。
先週、代表質問が終わり、通常なら今週から予算委員会が始まるはずだが、
鈴木財務相が米ワシントンで開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、
予算委が開けなくなってしまったのだ。

この件を批判されると岸田首相は猛反論。
「G20の財務相会合は極めて重要な会合である」と強調し、
急激な円安や対ロシア制裁に触れながら
「財務当局の連携が極めて重要だ」
「日本不在で議論が行われるということは、日本としてどうであろうか」
とまくし立てた。

“開店休業”批判は国会日程調整のマズさに向けられているのであって、
外交自体がとがめられているのではない。
岸田首相がムキになればなるほど焦燥感があらわになる。

■豪雨災害の静岡になぜ行かないのか

9日の鈴鹿市訪問は「F1日本グランプリ」視察が目的だった。
10日は鹿児島・霧島市で和牛生産者と車座対話。
霧島市は自民党の森山選対委員長の選挙区だ。
地方出張先がなぜこの2カ所だったのか。
SNSでは「どうして豪雨災害に見舞われた静岡に行かないのか」といった疑問の声が上がっている。

「岸田首相は今月の訪豪日程も調整しているそうですね。
外交、外交と言いますが、効果的な物価高対策もできずに外遊では、
逆に世論の反感を買うばかりです。
統一教会問題は、国会で野党の追及がこれから本格化する。
地方訪問で世論の目をそらしたいのでしょうが、空回りしているように思います」
(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

長男を首相秘書官にした人事も評判は最悪。
やることなすこと裏目で、政権はいよいよ末期症状である。