ジェットコースターでiPhone 14の緊急通報が発動

iPhone 14シリーズとApple Watch UltraやSeries 8、SE2に搭載された「衝突検出機能」は、激しい交通事故を自動的に検知して緊急電話をかける貴重な機能です。
アップルは100万時間以上を超える衝突データでアルゴリズムを訓練したと説明していましたが、ジェットコースターに乗っているだけで誤作動したとの報告が相次いでいます。
米The Wall Street Journalのジョアンナ・スターン記者やジェットコースター情報誌Coaster101によると、
ここ数週間、米国各地の遊園地では、iPhone 14や新型Apple Watchによるトラブルが起きているとのことです。
たとえばオハイオ州のキングスアイランドでは少なくとも6回、ジェットコースターで衝突検出が間違って動作したことが確認されています。
またテネシー州のドリウッドでは乗り物にデバイスを持ち込まない、あるいは電源を切るよう求める看板を出しているほどだそうです。
これまで実際にクルマをぶつけて衝突検出をテスト(非公式)した例は複数ありましたが、ボンネットがひしゃげるほどの衝撃でも発動せず、駐車していた車内にあるiPhoneは反応しないなど、なかなか苦戦していました。
が、ジェットコースターは加速や気圧の変化、大きな音などアルゴリズムを騙せる大きな要素を備えているようです。
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