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「Pixel 7/7 Pro」がドコモで販売されない理由
2022年10月11日 00:00
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/ishikawa/1446201.html
グーグルの新製品スマートフォン「Pixel 7シリーズ」が発表となった。
日本の記者説明会ではスンダー・ピチャイCEOがサプライズで登壇。さらに製品プレゼンでは、カメラ周りやPixel Watchを含めたエコシステムなどが丁寧に説明された。
10月6日夜(日本時間)に開催されたニューヨークでの新製品発表後には、日本のキャリアであるKDDIとソフトバンクからもPixel 7シリーズを販売するとのアナウンスがあった。
今回も残念ながらNTTドコモからの発表はなかった。
奇しくも、NTTドコモは同じ日である6日に、この秋から来年の春に向けての新製品ラインナップを発表している。
メディアに事前の告知があった際、関係者の間では「NTTドコモが10月6日に新製品を発表するということはもしかしてPixelも含まれているのではないか」との期待の声も上がっていたが、残念ながら見事にスルーされてしまった。
かつては「Nexus」、最近でもPixel 3を取り扱っていたNTTドコモであるが、果たして、なぜPxel 6シリーズに続き、Pixel 7シリーズを避けるのか。
単刀直入に言えば、Pixel 7シリーズは、 NTTドコモが重視している「n79」という周波数帯に対応していない というのがひとつの理由だ。
Pixel 7シリーズでは、n77とn78という3.7GHz帯に対応する。
このバンドはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルが保有している。
一方でNTTドコモだけが、n79という4.5GHz帯を独自に保有している。
実は3.7GHz帯は衛星などと干渉するとされており、各社ともネットワークの構築に苦労してきた。
その点、NTTドコモは4.5GHz帯を持っていたこともあり、5Gネットワークを構築する上で、4.5GHz帯をメインにしてきたのであった。