女性に睡眠作用のある薬を飲ませて性的暴行を加えたとして、警視庁巣鴨署は11日、準強制性交容疑で、東京都渋谷区職員、石川隼大(はやた)容疑者(29)=豊島区西巣鴨=を逮捕した。調べに対し容疑を認めている。

逮捕容疑は5月1日夜、自宅マンションで、交際していた20代の女性に睡眠導入剤を混入したミルクティーを飲ませて意識を失わせ、わいせつな行為をしたとしている。

巣鴨署によると、石川容疑者と女性はマッチングアプリで知り合い、4月上旬から交際。事件当日は映画を観賞する約束で女性が石川容疑者の自宅を訪問。

石川容疑者に性行為を求められ、女性が拒否した後、勧められたミルクティーを飲んだところ、意識を失ったという。巣鴨署で余罪などを調べている。

渋谷区によると、石川容疑者は昨年4月に入庁し、生活福祉課に勤務していた。勤務態度に問題はなかったという。区は「事実であれば遺憾。事実関係を確認し、厳正に処分する」とコメントした。

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