孫を装った“オレオレ詐欺”で、94歳の男性から現金2500万円をだまし取ったとして男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、名古屋市天白区の自営業・後藤忠彦容疑者(65)です。

警察によりますと、後藤容疑者は今年8月、他の者と共謀し、愛知県豊田市に住む94歳の男性に、孫を名乗った上で「友達と投資をしたら国税の監査で税金を払っていないとばれちゃった」「追徴金600万円を払わないと3億円の損になる」などとうその電話をかけて、現金2500万円をだまし取った疑いがもたれています。

後藤容疑者は、金融機関の職員を名乗り、豊田市内の集会所で現金を受け取ったとみられ、その後、被害男性が親族に相談し、事件が発覚しました。

調べに対し、「受け取った荷物が2500万円もの現金であることは知りませんでした」と容疑を否認していて、警察は、ほかにも共犯者がいるとみて調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/010d9deaa4372f6d5afc43c1adfa77856be3da4d