公共交通機関や宿泊施設では、屋内でのマスク着用が不要とされる欧米などから来た外国人客に、どう着用を促すかも課題となる。

羽田空港と都心を結ぶ京浜急行電鉄は、入国したばかりの外国人が多く利用するため、車内でのマスク着用を促すメッセージを英語などで駅構内に表示し、協力を呼びかけている。

北アルプスを望む長野県松本市の山岳観光地・上高地などでホテルを経営するアルピコホテルズの担当者は、「外国人客が増えればルールを守らない人も出てくるだろう。母国とは対策が違うことを丁寧に説明したい」と話す。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221012-OYT1T50046/3/