米産牛セーフガード見直し 改正議定書を決定 政府

 政府は14日の閣議で、日米貿易協定に基づく米国産牛肉のセーフガード(緊急輸入制限)発動基準を見直すための協定改正議定書を決定した。

 米産牛の日本への急激な流入を抑えるセーフガードを発動しづらくするのが柱。今国会で承認を目指し、今年度中にも適用したい考えだ。

 改正議定書では、米国からの輸入量が発動基準(今年度は25.2万トン)を超えても、環太平洋連携協定(TPP)参加国からの輸入量と合算した総量がTPP向けの枠(同63.7万トン)内に収まれば、米産牛にセーフガードを適用しない仕組みを導入する。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/53fde565f178cf3b9e348372c131ab058234d121