そんな中、局内では、玉川氏降板後の目玉コメンテーター候補として、ある女性の名前が挙がっているという。「山尾志桜里」として活動していた元衆院議員で弁護士の菅野志桜里氏(48)だ。

「菅野氏は10月4日に放送された『ワイドスクランブル』に消費者庁の霊感商法対策検討会メンバーとして出演しました。宗教法人法の問題点や監督官庁である文化庁の体制不足を指摘。歯切れのよい解説は、おおむね局内では高評価でした」(前出のテレビ朝日関係者)

 議員時代に野党のマドンナとして、自民党を追及してきただけのことはある。スタンスも玉川氏と通じるところがあり、番組視聴者にもスムーズに受け入れられる下地はありそうだ。

 ただ、別のテレビ朝日関係者は、菅野氏が議員時代に報じられた不倫疑惑がネックになる可能性があると指摘する。

「朝の情報番組ですから、有名人の不倫問題などを扱うこともあるでしょう。そのときに、菅野氏がどう反応するのか。議員時代のときのように"コメント拒否"では通用しません。ですが、"スキャンダル経験者"として、不倫ネタにも積極的に絡むことができれば、玉川さんの後釜として、十分に期待できるでしょうね」
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