ウクライナ向け武器供与、イスラエルに警告 前ロシア大統領

10/18(火) 10:57配信

【AFP=時事】ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)前大統領は17日、
イスラエルに対し、ウクライナに武器を供与しないよう要請し、
同国に何らかの軍事支援を行えばロシアとの関係を大きく損なうことになると警告した。

メドベージェフ氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で、
「イスラエルはウクライナ政府に武器を供与する準備を進めているようだ。

極めて無謀な動きであり、わが国とのあらゆる関係を破壊することになるだろう」と述べた。
イスラエルはこれまで、ウクライナにヘルメットなどの人道支援物資を送っているが、武器は供与していない。

イスラエルのヤイル・ラピド(Yair Lapid)首相兼外相の報道官はAFPの取材に対し、
メドベージェフ氏の発言についてコメントしないと語った。

イスラエルはシリア北部に駐留するロシア軍を警戒する一方、ロシアとの関係維持に努めている。
イスラエルはシリア南部の親イラン派勢力をしばしば空爆している。

イスラエル人には、ロシアやウクライナを含む旧ソ連にルーツを持つ人が多い。【翻訳編集】 AFPBB News

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