台湾について「半導体産業の勢いある成長のおかげで、1人当たり国内総生産(GDP)が今年初めて日本と韓国を抜いて東アジア1位になる」とする記事が、中国ポータルサイトの網易に14日付で掲載された。以下はその概要。

国際通貨基金(IMF)の予測によると、今年の台湾の1人当たりGDPは3万5510ドル。韓国は3万3590ドル、日本は3万4360ドルで、2003年に韓国に初めて追い越されてから約20年ぶりに韓国を再び抜くだけでなく、史上初めて日本まで上回ることになる。

台湾のGDP急成長の土台となっているのが、半導体産業に対する政府の強力な支援だ。今年第3四半期の半導体企業売上高ランキングで、台湾積体電路製造(TSMC)は、韓国サムスン電子と米インテルを抜いて首位に立った。半導体製造における後工程である組み立てとテストを請け負う製造業者(OSAT)の市場シェアでも、台湾は過半数を占め、韓国を大きく引き離している。(翻訳・編集/柳川)


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