今月14日、青森県十和田市内の山林にきのこ採りに出かけ行方が分からなくなっていた70代の男女2人が19日、5日ぶりに見つかり下山しました。いずれも命に別状はなく、この5日間、沢の水を飲んでしのいでいたということです。

青森県八戸市の72歳の女性とその知人の73歳の男性は今月14日、家族に「きのこ採りに行く」と話して家を出てから行方が分からなくなっていました。

警察などは、2人が十和田市内の山林で遭難したとみて捜索を続けてきましたが、18日で事実上、捜索は打ち切られていました。

しかし、警察によりますと、19日午前10時半ごろ、男性の車が見つかった場所から北西におよそ5キロ離れた十和田市奥瀬の山の中で、きのこ採りをしていた男性が、座り込んでいる2人を見つけたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221019/k10013864641000.html