西鉄高速バス乗っ取りは特別保存 重大少年事件記録で家裁 | 行政・社会 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
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2000年に起きた西鉄高速バス乗っ取り事件で、殺人容疑などで逮捕された当時17歳の少年に関する事件記録などが、事実上の永久保存に当たる「特別保存」となっていたことが21日、佐賀家裁への取材で分かった。家裁によると、特別保存されているのは事件記録と少年調査記録。「事件記録等保存規程」という内規などに基づき、16年3月2日に決まった。

事件は00年5月3~4日に発生。佐賀発福岡行き高速バスで乗客が包丁で刺されるなどし、女性1人が死亡した。佐賀家裁は同年9月、医療少年院送致とする保護処分を決定した。【共同】