中国共産党の第20回党大会は22日、新たな中央委員205人を選出した。国営新華社通信が発表した名簿には最高指導部メンバーの政治局常務委員で党序列2位の李克強首相(67)の名前はなく、党ポストからの引退が決まった。習近平総書記(69)は中央委員に残り、総書記3選が確実となった。

名簿には党序列4位の汪洋・人民政治協商会議主席(67)の名前もない。一方、今月69歳の王毅国務委員兼外相は中央委員に残り、外交トップに昇格する可能性が高まった。慣例の「68歳定年」が形骸化した形だ。(中国総局)


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