「iPhone 14 Plus」が発売から2週間で生産を削減か。米メディアが報道

https://news.yahoo.co.jp/articles/135a4c7d8780dce000347215a970de37b52b9234

大型の標準モデル「iPhone 14 Plus」が10月7日に発売されてから2週間近くが経ちました。
(Proモデルと比べて)お手ごろな価格と6.7インチの広い画面が人気を集めるだろう……と期待されていましたが、なぜかアップルが生産を減らしているとの噂が報じられています。

有料ニュースメディアThe Informationの情報筋によると、アップルはiPhone 14 Plusの需要を「再評価」するためにブレーキをかけたそう。
また、中国の少なくとも1つのメーカーは、iPhone 14 Plus向け部品の生産を直ちに停止するよう指示されたとのこと。

なぜ、こんなことが起こっているのか? おそらく理由の1つは、インフレによる生活費の上昇や、世界経済がさまざまな要因で低迷していることでしょう。
その最中では、iPhone 14 Plusの価格設定も厳しいものがあります。
標準モデルのiPhone 14は画面が6.1インチとそこそこ大きいのに対して、iPhone 14 Plusの画面はさらに大きいものの、それ以外の違いはありません。

2022年の標準モデルは前年のiPhone 13と変わり映えせず、そのためフルモデルチェンジしたiPhone 14 Proモデルのほうが人気が高い傾向が伝えられていました。
一方でiPhone 13が値下げされたこともあり、iPhone 14/14 Plusともに苦戦を強いられているのかもしれません。

しかしThe Informationによれば、アップルは2023年の秋に向けて「iPhone 15 Plus」の準備を進めているそうです。

2020年の「初の5.4インチの標準モデル」だったiPhone 12 miniも不人気との噂もありましたが、翌年に同じサイズのiPhone 13 miniが発売。が、iPhone 14シリーズでは5.4インチが廃止されました。
標準モデルのPlus(6.7インチ)サイズも、市場の需要を見きわめるため、最低2年は続くことになりそうです。