【北京=羽田野主】中国共産党の第20期中央委員会第1回全体会議(1中全会)が23日に北京市で開かれ、上海市トップの李強氏が、李克強(リー・クォーチャン)首相の後任候補に決まった。党の序列2位となったためだ。李強氏は上海市の都市封鎖(ロックダウン)を巡り中国内で批判を浴びたが、習氏が側近である李強氏の起用に強い意向をもっていたとされる。

李強氏は2023年3月に開かれる全国人民代表大会(全人代、中国の国会に相当)の手続きを経て、首相に就任する見通し。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2310Z0T21C22A0000000/