コジマの「太陽マーク」店舗看板から完全に消滅 唯一残っていたNEW甲府店の業態転換に伴い

 家電量販店コジマの「太陽のロゴマーク」看板が、姿を消すことが分かりました。公式Twitterによると、現在唯一マークを掲げているNEW甲府店でも、11月7日に看板の工事が始まり、下旬にはコジマ×ビックカメラへ改装されるとのことです。

 コジマは2012年にビックカメラの子会社となって以来、各店舗の業態転換を推進。直近では全141店中138店舗が「コジマ×ビックカメラ」となり、それに伴い太陽マークの看板も姿を消していきました。

 残る3店舗中、1つはコジマアウトレット、もう1つはコジマ×ソフマップで、看板に太陽マークを掲げる昔ながらの「コジマ」はNEW甲府店ただ1つ。しかし、同店も「11月にコジマ×ビックカメラへ改装」と決算資料に記されていたことから、最後の太陽マーク看板もなくなると判明しました。

 長年親しまれてきた「ニッコリ笑う太陽」が姿を消すとあって、Twitterでは惜しむ声が多数。「最後にお別れを」とNEW甲府店へ記念撮影に足を運ぶ人もみられます。

 編集部がコジマに確認したところ、やはり屋外のロゴ看板が全店から姿を消すのは事実。ただ、栃木県宇都宮市の本社や、宇都宮テラス店の店内には、今もなお太陽マークが設置されているとのことです。

 現在コジマは、太陽をイメージしたキャラクター「コジ坊」をPRに活用。太陽マークに代わって、チラシや公式サイトを飾っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6118d5bdba467a1c0fed94d79a3a21cbf2ff542e