様々な方面で物議を醸している安倍晋三元首相による統一教会フロント団体UPFイベントへのリモート登壇。その舞台裏をUPF⁻Japanの梶栗正義会長(国際勝共連合会長)が信者へ赤裸々に語っていたことが判った。

◆安倍リモート登壇の経緯が判明

問題のイベントは9月12日に韓国清平の教団施設から全世界へ配信されたUPF(天宙平和連合)主催『神統一韓国のためのTHINKTANK2022希望前進大会』

◆サプライズ演出

大会当日は完全サプライズだったようだ。
「周りの方が知らない間に12日を迎えるんです、だからもうトランプさんが講演した後にまさか名前がコールされるか分かんないから、出てきてワァ~とびっくりしちゃった。まさにサプライズ。あれを演出したユン本部長は広報責任者にも前日まで伝えなかった。文字通りサプライズだった。そうしたらシック(食口/信者)の皆さんが『うわ―これどうなってるんですか!?』と牧会者、教会長に。教会長も一緒に驚いているから、説明ができない。『何が起こったんだ』『凄いことだ』なんていう話で列島が大騒ぎになった。韓国からもアメリカからもいろんな連絡が入ってきた。しかし事後処理もあるから、あまり余計なことは言えないということで水面下で今日まであるわけです」

◆スタジオ撮影当日

撮影当日の安倍元首相の様子を熱弁を振るいながら描写する梶栗氏。
「何はともあれ撮影ができて、皆さん、語られた内容を覚えてますか?ホントに立派な内容を語られたんですよ。そこで言わんとされているのは『本当に私が日本の再建のために信頼して一緒にできる団体はどこか』と、こういう角度から私たちに対する信頼を深めて来たと。だって座ってね、なぜ自分が次なる自民党総裁にこの人を推しているのかということを興奮して喋り続けるんですよ。撮影が終わって『ああ終わったな』と言ってソファに座って『じゃ談話だ』と言っていろいろ喋りだす。いろんなことを話したかったんだけど、1人で喋ってんの、興奮して。今の日本の自民党、日本の国がどれだけリベラル化しているか、どれだけ深刻な状況か、党内からもう一回改めなくてはいけないし日本の国民に知らしめなければいけない。深刻な総裁選であり深刻な総選挙になっていく。という時に明確な家庭観と明確な安全保障観、世界平和というものを作るに当たって信頼を置くことができるところはどこかと。ベラベラベラベラ、思いのたけを喋っているんです。この信頼関係がいったいどうやってできてきたのか。一朝一夕の話ではないんです」