鹿児島市の空き家に侵入し、バッグを盗んだ疑いで、ベトナム人の男４人が逮捕されました。
警察は、男らの自宅から盗んだとみられる模造刀や酒など２００点を押収していて、グループが空き家を狙い窃盗を繰り返していたとみて調べています。
邸宅侵入と窃盗の疑いで２７日逮捕されたのは、
ベトナム国籍で鹿児島市唐湊２丁目の無職・グエン・フー・ドン容疑者３３歳、レー・ヴァン・ウオック容疑者３３歳、
グエン・クアン・クア容疑者２２歳、愛知県の自称大工グエン・タイン・ロン容疑者２６歳の４人です。
警察によりますと、４人は共謀し、今年７月、鹿児島市内の空き家に侵入して、時価２万円相当のバッグ１個を盗んだ疑いが持たれています。
４人は知人同士で、２０１９年ごろに技能実習生として鹿児島に来たということです。
取り調べに対し、ロン容疑者は容疑を否認し、残る３人は
「仕事を辞めた後に生活費に困り、今年６月ごろから空き巣を繰り返した」と供述しおおむね容疑を認めているということです。
ロン容疑者を除く３人は、南さつま市の空き家に侵入し洋酒１本を盗んだなどとしてすでに逮捕されていました。
ドライバーで窓ガラスを割ったり、鍵のかかっていない家に侵入したとみられています。
警察は、グループの自宅から、盗んだとみられるバッグや模造刀、酒などおよそ２００点を押収していて、
４人がこれまでに空き家を狙った窃盗を繰り返していたとみて、ほかに共犯者がいないかや余罪などについて調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d870212019b26c0e6c6395c4e702a9d740fae95
