https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/90698.html
安倍元総理大臣が奈良市で銃撃されて亡くなった、前代未聞の事態からおよそ3か月。
奈良市長の仲川げんは、ひとつの決断を下した。
「現場には何も設置しない」

割れる世論を前に苦悩した仲川。決断に至るまでの経緯を取材した。
(奈良局・安倍元総理大臣 銃撃事件取材班)

「銃撃事件を受け、(現場周辺を)何かの形で保存するか否か、もしくは何か弔意を示したり花を手向けたりするための目印になるものや象徴する構造物を設置すべきか否かについて議論してきた。最終的には当初の計画通り、歩道と車道を整備する」