各地の軍事委員会は、通行人の男性に招集令状を手渡すなど動員ノルマの達成に躍起だ。
独立系メディア「インサイダー」は15日、ロシア極東や沿海地方では地区軍事委の責任者が自殺したと伝えており、
招集業務が重荷になっていた可能性もある。

 モスクワにある軍事装備品の専門店によると、冬物コートや耐寒仕様の靴の売り上げが動員令発表後、4倍以上になったという。
店員(39)は「招集された男性たちが、軍できちんとした装備品が支給されるか不安になり、
慌てて買い求めている」と明かした。

 軍出身のグルリョフ下院議員は10月上旬、
帳簿上でロシア軍が所有する150万点の軍服が行方不明になっていると暴露した。

国防省担当者が装備品を横流ししたり、架空発注してカネを懐に入れた疑いがある。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/208506