https://www.asahi.com/articles/ASQBY5QCLQBYUHBI01C.html

米シンクタンク戦争研究所(ISW)は28日、ウクライナに侵攻するロシアが、ウクライナ東部ドネツク州での戦果を誇張している可能性が高いとする分析を公表した。
北東部や南部でロシアの劣勢が続くなか、虚偽の発表で戦果を得ているように見せかけているという。

ISWによると、ロシア軍は士気の向上などを狙い、同州の要衝バフムート方面で大きな戦果を得たと主張している。
一方、ISWは「ロシア軍はバフムートのウクライナ側拠点に向けてわずかに前進したが、その速度は非常に遅く、多大な犠牲を伴っている」と指摘。
ロシア軍はバフムートを含めた全ての前線で目立った戦果を得ていないとしている。