アダルトジャンルで才能を開花させたクリエイターも

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PC-98といえば、アダルトジャンルを外すことはできません。参入が容易だったため現在活躍しているクリエイターのなかにもアダルトから経歴を始めた方も多く、現在の日本のアニメやゲームにとって無くてはならない人材の供給源ともなりました。

 まずトップバッターとして挙げるべきは、やはりelfでしょう。多数のタイトルを世に送り出しましたが、中でも竹井正樹氏の名を世に知らしめた『同級生』の登場はアダルトゲームの世界を一段上に押し上げるインパクトを持っていました。また、続編となる『2』ではフロッピーディスクの枚数が11枚と2ケタに達しており、入れ替えがあまりにも面倒なため筆者がハードディスクの購入に踏み切るきっかけともなりました。おそらく同じ経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 ほかにも『ドラゴンナイト4』の衝撃的な展開も忘れられません。間違いなく、当時のelfは最先端を走っていたメーカーでした。