磐田がJ2降格 1年で降格はクラブ史上初 渋谷洋樹監督は退任決定的 後任候補は外国人指揮官ら複数人

◆明治安田生命J1リーグ第33節 G大阪2―0磐田(29日・パナスタ) J1ジュビロ磐田は、G大阪に0―2で敗れ、最終節の京都戦(11月5日、ヤマハ)を残し3度目の降格が決定した。
1年でのJ2逆戻りはクラブ史上初の屈辱となった。渋谷洋樹監督(55)は今季限りで退任することが決定的となった。後任には外国人監督ら複数人が候補に挙がっており、今後人選作業に入る。
8月にヘッドコーチから昇格し「J1残留」を掲げた渋谷監督。伊藤前監督のサッカーを継承し、9月17日のC大阪戦(2△2)から4試合連続負けなし(1勝3分け)など粘りを見せたが夢は絶たれた。
指揮した8試合で1勝4分け3敗と最下位から這い上がれず。クラブ史上3度目のJ2降格決定に「選手たちが必死に戦ったその結果を出せるような状況をもっともっとつくってあげられたら良かった」と無念の胸中を明かした。
FWファビアン・ゴンザレス(29)の選手契約問題などを抱え、来季は補強禁止処分を受けるなど名門復活へ“いばらの道のり”だ。
藤田俊哉スポーツダイレクター(51)は試合後に「解決しなきゃいけない課題を整理して次につなげたい」と言葉をしぼり出すのが精一杯だった。

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