ハロウィーン当日となった31日、韓国・ソウル市内の繁華街「梨泰院（イテウォン）」で154人が犠牲になった雑踏事故を受け、東京都渋谷区の長谷部健区長は、「29、30日の人出を見て、渋谷区でも同様の事故が起こることを危惧している」とするメッセージを発表した。
長谷部区長は「仮装での練り歩きや撮影などを目的とした来訪は控えることも検討するよう改めてお願いする」と訴えた。
渋谷区によると、仮装する人たちは減少傾向にあるという。長谷部区長は「外国の方も含め、ただ仮装を見に来るだけのやじ馬的な目的での来訪はお控えください」と呼びかけた。
渋谷区ではトラブルや迷惑行為の防止のため、31日の午後6時～翌日午前5時の路上飲酒を禁止する。また、民間警備員約100人を配置し、職員による巡回も実施する。区立宮下公園も通常より2時間早い午後9時の閉園とする。
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