https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221102/k10013878921000.html

10月、JR新宿駅で乗客が線路内に立ち入り、埼京線などが運転を見合わせたトラブルで、この乗客が警視庁組織犯罪対策部に勤務する巡査部長だったことが警視庁への取材で分かりました。警視庁によりますと巡査部長は痴漢を疑われて逃走しようとしたとみられ、その際にけがをして入院していることから、回復ししだい事情を聴く方針です。

10月28日の午後11時15分ごろ、JR新宿駅の線路内に乗客が立ち入り、埼京線や山手線などがおよそ50分間、運転を見合わせました。

警視庁によりますとこの乗客は警視庁組織犯罪対策部の犯罪収益対策課に勤務する40代の巡査部長で、同僚と酒を飲んだ帰りに電車内で痴漢を疑われ、ホームから線路上に飛び出して逃走しようとしたとみられるということです。

この際、巡査部長は大けがをして現在、入院して治療を受けているということです。

警視庁は巡査部長が回復ししだい事情を聴く方針で、「捜査の結果を踏まえて厳正に対処したい」とコメントしています。