「この度は、娘の件で、皆さまにはご心配をお掛けしております。

娘は、韓国の文化やファッション、音楽に興味を持ち、将来は日本語教師になりたいという夢を持っておりました。8月末より渡韓し、大学生活を送っておりました。いろいろな国や年齢の友人ができ、とても楽しいと日々話しておりました。まさに夢への第一歩を踏み出したところでした。

素直で優しく、ちょっぴりマイペースな娘は、私たちの宝物です。その宝物が目の前から消えてしまった現実を、今はまだ受け止めきれずにおります。皆さまの前でお話しできずにおりますことを何とぞご理解いただきたく、お願い申し上げます。

たくさんの人に愛され、支えられた彼女の人生は幸せであっただろうと思います。一日も早く、わが家に一緒に帰りたい、そう願っております。

最後に、日本大使館の方々、韓国の警察の方々、病院関係者の方々、大学関係者の方々、そのほか多くの皆さま、娘のためにご尽力いただきまして、ありがとうございました。心より感謝申し上げます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f873813a3f4fedf00cbc35541c8756c80ce4f034