東京都は、きょう午後、新型コロナウイルス対策について議論する専門家会議を開いた。

その中で、都内では、新規感染者数の7日間平均が、前回(10月26日時点)の3305人から、今回(11月2日時点)の4306人へと「大きく増加した」との分析結果が示された。

1日の感染者数の平均が、およそ3割増えたことになり、会議では「今後の急激な増加に、注意を払う必要」との指摘がなされた。

また、入院患者の数も、2週連続で増えているという。さらに、”夜の街”の人出も、3週連続で増加。3週間前より37.8%増えていて、去年末の高い水準を上回っているとの報告が出された。

東京都は、オミクロン株対応ワクチンについて、「従来のものより高い効果が期待される」などとして、早期のワクチン接種を改めて呼びかけた。しかし、関係者からは、「早ければ11月から第8波に入る可能性もある」との声も聞かれている。

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