4日も多くの人が献花に訪れた場所には、追悼のメッセージも貼られています。

そのなかには「セウォル号304人、梨泰院156人」とつづられたものもあります。

「なぜ?修学旅行から帰ってこられず、世界中で行われているハロウィンなのに、韓国の国民だけ死ななけばならないのか分からない」

国の責任を追及する若者のデモは収まりません。

梨泰院で亡くなった156人のうち、最も多かったのが20代。その世代は、セウォル号が沈没した時、多感な10代を過ごしていました。

26歳:「セウォル号の時、高校2年生で、事故の翌週、船で済州島に修学旅行に行くはずだった。
私と同年代の子たちは、こういう惨事を2度も経験している。同年代の子が死んでいくのをテレビの中継で見ていた。だから同年代の子の気持ちも心配」

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000274554.html