日本の少子化が止まりません。厚生労働省はこの週、2021年の日本人の出生数が81万人余で、データがある1899年以降で最少になった、と発表しました。1人の女性が生涯に産む見込みの子どもの数を示す合計特殊出生率は、前年より0.03ポイント下がって1.30でした。


少子化は日本だけの問題ではありません。韓国はもっと深刻で、2021年の出生率はなんと0.81です。1人の女性が産む見込みの子どもの数は1人にもなりません。
中国も深刻です。50年ほど前には1年間に3000万人近い子どもが生まれていたのですが、2021年の出生数はその3分の1に近い1062万人になっています。出生率は公表されていませんが、日本より少ない1.1~1.2とみられています。東アジアは明らかに人口減少のステージに入っています。

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