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バカラ賭博で店長らを逮捕 1億円超売り上げか 警視庁

違法賭博店を開いて客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁暴力団対策課は賭博開帳図利の疑いで、住所不詳の店長、村本直樹容疑者(55)、同幇助(ほうじょ)の疑いで、ディーラーなどの従業員9人を現行犯逮捕した。客の20〜50代の男女8人も賭博容疑で現行犯逮捕し、その後釈放した。いずれも容疑を認めているという。

逮捕容疑は16日夜、東京都台東区上野のビルの一室で客に違法なバカラ賭博をさせ、手数料を受け取ったとしている。警視庁は店舗を家宅捜索し、バカラ台や現金約800万円などを押収した。

暴対課によると、村本容疑者らは今年1月から違法賭博店を開いていたとみられ、約9カ月で1億円以上の売り上げがあったとみている。不正に得た利益が準暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて捜査している。