先月、銀座にオープンした別の中古ブランド品ショップにも、外国人観光客が殺到していました。

 台湾からの観光客:「台湾からです。ちょうど今、円安だし、爆買いしたいですね。爆買い」

 日本に1週間滞在する予定ですが、3日目までに1500万円の買い物をしたといいます。女性のお目当ては、エルメスの人気シリーズ「バーキン」です。

 台湾からの観光客:「本当に気に入りました。中古品だし、少しだけでも安くできたらいいんだけど。しかもクロコダイルだから、珍しいから…」

 値段は370万円。結局、値下げ交渉は失敗に終わりましたが、悩んだ末に購入を決めました。

 台湾からの観光客:「似たものを台湾で買うとしたら、700万円くらいになると思います」「(Q.中古品の魅力は?)値段ですかね。あとはすぐ受け取れる。安いエルメスを見つけたら最高ですね。宝探しって気持ちですね」

■「新品に近い」日本特有の理由で爆売れ

 中古の高級ブランド品を販売している店に外国人観光客が大挙して訪れているのには、日本ならではの理由があるといいます。

 藤本部長:「日本人特有といいますか、丁寧に扱っているものが多いので、非常に状態がいい。ヨーロッパのお客様が『日本のヨーロッパブランドの中古はきれい』と言う。本当に新品に近いものが多いです」

 日本人特有の、ものを扱う丁寧さが中古品であっても新品のような価値を生み、外国人客への“爆売れ”につながっているといいます。

 オーストラリアからの観光客:「(Q.商品の質はどうですか?)質は間違いなく高いです。オーストラリアに、こういう店は多くはありませんし、質もよくありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/57273c31ca5fcbef2e4e13973e5e53fa30aae52b