ナイトクラブ火災で13人死亡 ウクライナ帰りの軍人拘束―ロシア

 ロシア中部コストロマのナイトクラブで5日未明、大規模な火災があり、
地元メディアによると少なくとも13人が死亡した。
客同士のトラブルがあった後、店内に信号弾が発射され、引火したとの情報がある。
侵攻下のウクライナから8月に負傷して戻った23歳の軍人の男が拘束された。

 ナイトクラブの店名は「ポリゴン(演習場)」で、政権与党「統一ロシア」の地元議員が所有者。
近くに軍の学校・施設があるという。

ロシアは4日の祝日「民族統一の日」から3連休に当たり、火災発生当時、店内はほぼ満員だった。
屋根が焼け落ち、約250人が避難する騒ぎとなった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022110500573&g=int

捜査当局は、照明弾を発射したとみられる20歳代の男を拘束した。けんかが原因との情報がある。
男はウクライナ侵略に兵士として派遣されて負傷し、治療のため8月に帰還したが、
11月に軍の部隊へ戻っていたと独立系メディアは報じた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221106-OYT1T50132/